みずき42号

学校文集「みずき42号」について先週号で少し書かせていただきました。書き手である子供たちは一生懸命書いてくれています。では読み手である私たちはどんな気持ちで読めばいいのでしょうか。一つの考え方としてお読みください。

私はこれまで毎年各学年・学級で作成した文集をいただいてきました。職員室へ届けに来てくれる子供たちは,みんな笑顔です。「どうだすごいだろ」という顔をして持ってきます。必ず「私たちが作った文集です。読んでください」「あとから感想を聞かせてください」と言って帰ります。だから,子供たちが持ってきたときに私は一気に読み,できるだけ次の日には感想を伝えに学級へ出向きました。そして具体的に感想を伝えました。大勢の子供たちの作品が掲載されているので,覚えきれません。だからメモを書いておきます。メモには名前,題名はもちろんですが,登場人物を書いたり,読んだ時に私の心に浮かんだこと等々を書いておきます。担任の先生に時間をいただいて1時間かけて伝えることもあれば,駆け足で伝えることもありました。

大切なことは,「あなたの書いた作文をしっかり読みましたよ」というメッセージが書き手である子供たちにきちんと伝わる読み方をすることだと思います。

この度の「みずき」には167名の作品が掲載されています。この167名の作品を比べることなく,一点一点を味わいながら読んでいただきたい。全員の作品を読んでいると,「思わず涙が出た作品」「ふっと笑顔になった作品」「信じられないような奇跡が起こった作品」など,どれ一つとして同じものはありません。在外ならではの子供たちの苦労が綴られた作品も多くありました。

そんな感じたこと等を子供たちに伝えてあげてください。ご自分のお子さんだけでなく,同級生や知り合いのお子さんにも伝えていただきたいです。文章で表現することは大変に難しいことです。書いたことが相手に伝わる喜びをたくさん感じることができた子供は,書くことを厭わない子供になります。反対に伝わる喜びを感じられなかった子は書くことを苦にするようになります。文集を通して子供たちに書いた喜びを感じてもらえるたら嬉しいです。

避難訓練

17日タッパー校で避難訓練がありました。生徒は整然と訓練に参加していました。1月17日,23年前,まだ夜が明けきらない早朝,関西地方を大きな地震が襲いました。「阪神・淡路大震災」です。6400名を超える方々が亡くなりました。このとき私はスリランカのコロンボという街に居ました。朝何気なく付けたCNNテレビに燃える街が映し出されていました。それが,神戸だと気づかず,しばらくテレビに見入っていました。 風化させてはいけない災害の記憶です。子供たちに伝えていかなければならないと感じました。タッパー校が1月17日を避難訓練に選んだのは偶然なのか聞いてみようと思います。

〇1月27日の課外授業は書道です。

平成30(2018)年1月20日