白黒つける

「白黒つける」よく聞く言葉です。意味はご存知ですか? 「物事を明らかにすること」「勝負を行って勝ち負けをハッキリさせること」という意味があるようです。

私は学校ではあまりなじまない言葉の一つだと思っています。もちろん真理を追及する過程においては大切だと思いますが,学校での授業,学級での出来事,学校行事等では「白黒つける」ことよりも大切なことがあるような気がします。特に未完成の子供たちを指導していくときには,時にファジーな部分を残したり,「白黒つけた」結果より,過程を大切にしたりすることで得られることは多いと思います。

子供たちに正解だけで世界は動いていると教えることはできません。なぜなら世界中には様々な正解があるからです。立場や考え方の違いで正解は大きく変わってきます。私の常識は子供たちの常識ではないという事です。子供たちの当たり前は,私の当たり前ではないのです。世代も考え方も違うのですから。

だから学校には「白黒つける」という発想はなじまないと思うのです。保護者の方や先生方にも,このことは考えていただきたいと思っています。

気を付けることは,自分の考えを押し付けないことです。子供たちの考えを尊重することです。頭から否定してはいけないということです。もし子供たちの考えがおかしいと思ったら,考えを一度は受け入れて(なぜそのような考えに至ったかを想像する) それから時間をかけて順に諭していくことが大切です。子供たちの心を感じながら,心に届く言葉でゆっくり伝えていくことが大切だと思います。心に届く言葉は一人一人違います。激しい言葉,静かな言葉,温かな言葉等,お子様や自分のクラスの子供たちがどんな言葉で伝えれば心に通じるかをできるだけ早くつかむことが,ご家庭でも学校でも求められていると思います。

微笑みを添えて「心に届く言葉」を贈ってあげることができたら最高ですね。

参観日

幼稚部,小学校,高等部の参観・懇談がありました。幼稚部や低学年の子供たちは,保護者の方が来られるのをすごく楽しみにしています。年齢が上がるにしたがって,いつもの雰囲気と違う子供たちを見ることが多くなります。いつもは賑やかなクラスも参観日になると,静かに先生の方を向いて話を聞いている姿を見ると可愛いです。いつでも参観に来てください。

課外授業のお知らせ  5月12日(土) 書道

忘れ物をしないようにしましょう。もし忘れたら朝のうちに担任の先生に相談しましょう。