よい先生とは

 赴任して間もないころ(1年前)ある方から「よい先生とはどんな先生なのですか」と聞かれました。突然の問いかけだったので,その時どのようなことを言ったのか実はあまり覚えていませんが,「様々な視点があり一言では言えないですね」とお答えしたように記憶しています。

新学期が始まって一月半が過ぎました。児童生徒の皆さんにとって補習校の先生方は「よい先生ですか?」 167名の児童生徒の皆さんが「よい先生」に巡り合ってくれたら校長先生は嬉しいです。

私は教職につたとき「よい先生」になろうと誓いました。でも現実は甘くありませんでした。なかなか指示が通らず,授業が思うように進まない中でイライラすることが多くなりはじめ,小さなことで受け持ちの子供たちを叱る日々が続きました。このときイメージしていたよい先生が実は絵に描いた餅で,目の前の子供たちの事を考えていないと先輩の先生にかなり厳しく言われました。自分の描いていたイメージが「よい先生=子供に好かれる先生」という単純なものでしかないことを思い知りました。子供たちにとって自分はよい先生になりたいと思ったが。一体よい先生とはどんな先生の事なのだろうと,周りの先生方を見ながら考えたことは度々でした。

その時出した答えは経験の浅い20代の答えでした。それから5年経ち,10年経ち,管理職になっていく過程で,その都度自分の思い描く「よい先生」を探していたように思います。

皆さんの考えている「よい先生」と私が考えている「よい先生」とは違っていると思います。でも,皆さんが持っているであろう「よい先生」をイメージすることは私にとってはとても大切なことです。

補習校に来て2年目の今思っている「よい先生」とは,皆さんが学校へ来たいと思えるような気持にさせてくれる先生だと思っています。

皆さんにとって,補習校の先生方は皆さんを学校へ来たいと思わせてくれていますか?

今度聞かせてください。皆さんが学校へ来たいと思う理由は何ですか?