学校だより

校長 冨岡 尚生

日本独自の定型詩と言えば、五・七・五の十七音からなる俳句です。

俳句は、この十七音という限られた文字数の中で、 自然の美しさや人の心情を表現しなければなりません。そこで、季語を入れる事によって、作者の意図する情景を分かりやすく表現する事ができます。季語とは、その言葉が入るだけで、誰もがその季節を思い浮かべられる言葉の事を言います。

江戸時代には「奥の細道」の作者で有名な松尾芭蕉などが活躍し、広く庶民にも俳諧の文化が流行しました。その後、明治維新後に登場した正岡子規が、この古くからの詩のかたちを、新しい詩としてよみがえらせようと考え、「俳句」という名前をつけました。そして今なお、その形態が継承されています。

うれしいニュースが、日本から飛び込んで来ました。

「第三十一回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」に応募した、高等部1年の小嶋 慧大さんの作品が見事、佳作特別賞に選ばれました。応募総数、195万4,888句。高校生の作品は、79万4,242句。その中から選ばれた秀逸の作品です。

『箱みかん底が見えたら新学期』

俳句は語彙を増やし、言葉を磨きます。深まりゆく秋に、一句、お子さんと詠んでみませんか。

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