学校だより

校長

東京のある小学校、中学校の先生と話をする機会がありました。最近のコロナ対応について聞いてみました。(学校のルールは、都市によって、地域によって異なります。)

まず小学校です。その小学校では、登校時刻は学年によって差を設けて、重なりを少なくしました。昇降口前に待機場所も作られ、時間になるまで児童は静かに待ちます。教室に入る順番も決められ、大勢の児童が通過する下駄箱も配置をし直し、動線ができるだけ重ならないようにしました。教室にランドセルを置くと、すぐに手洗いに行きます。蛇口は1つおきで、並ぶ場所も決められています。教室の窓は開け、エアコンをつけて、常に換気をしています。

机は1つずつ間隔を最大に取り、並べています。給食の配膳は、当番で行うようになりました。おかわりは、先生がよそいます。全員、話をしないで前を向いて食べます。休み時間は、遊べる学年を順番に決めています。遊ぶと言っても、ラジオ体操をしたりダンスをしたりしています。掃除は放課後に、最低必要な人数で行うようになりました。マットや跳び箱は、最近になって使用できるようになりました。図書室の本は、借りて読んだら、72時間触らないように、別室で保管します。トイレの入り口には、消毒用のマットを敷いています。毎日、取り替えています。クラブ活動は10月から始まりました。人数が多いので、半分ずつ2週に分けて実施しています。理科の実験も10月からできるようになりました。音楽の授業では、歌唱はマスクを付けて小さな声で歌います。全校で集まる朝会や集会は、ZOOMなどで行われています。授業中のグループごとの話し合いはしていません。マスクは当然、一日中付けています。あまり外さないのは、置く場所がないからだそうです。

中学校は、7時間授業をしている学校もあります。学校ごとに入室のルールを決め、体温チェックは玄関で行い、体調が悪い生徒は入室できません。校舎に入ったらすぐに手洗い、うがい、顔洗いをするそうです。細かいルールはだいたい小学校と同様です。教室などの掃除は箒を使わず、吸着ウエットシートなどを使っているところが多いです。今年の修学旅行はほとんどの学校が中止になってしまいました。

文部科学省はマニュアルの中で、 床は通常の清掃活動の範囲で対応し、特別な消毒作業の必要はないこと。 机、椅子についても、特別な消毒作業は必要ないが、衛生環境を良好に保つ観点から、家庭用洗剤等を用いた拭き掃除を行うことをあげています。トイレや洗面所も、通常の清掃活動の範囲で清掃し、特別な消毒作業の必要はないとしています。学校の新しい生活様式は、日ごとに更新され、コロナと正しく向き合う学校を示しています。日本国内は、感染者が微増傾向にあります。小中学生の感染者も多いのですが、家庭での健康観察がよく行われるようになり、学校再開以降、体調が悪いまま登校する児童生徒は、少なくなったそうです。

学校は多くの子どもたちと大人が集まる場所です。子どもたちの笑顔と歓声を一日も早く取り戻したいと願うばかりです。

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