学校だより

校長

先週は小学2年生の授業に参加しました。担任の先生から、おやつを用意してくださいと言われ、ティムホートンのドーナッツを事前に買っておきました。

国語の授業は「様子を表す言葉」の学習です。教材文には,雨の絵をもとに、言葉の響きによって様子を表す言い方、程度を表す言い方、たとえを使う言い方の3種類が出ています。子どもたちにとって、雨の様子は想像しやすいし、これらの言い方を理解するのは難しくはないだろうと見ていました。しかし、自分が体験したことを、様子を表す言葉を使って実際に文章に書くとなると、これだけでは、語彙が少なく豊かな表現にはなりにくいだろうと思いました。

雨の降りようを表現してみます。教科書には、①言葉の響きによって様子を表す 言葉として「ざんざん」が載ってします。この他には「ぽつぽつ」「しとしと」「ぱらぱら」がよく使われます。雨音を言葉にしてみると、もっと他の音が聞こえてくるかもしれません。続いて、➁どれくらいかの程度を表す言葉として「はげしく」が載っています。「少し」「お湿り程度に」「やさしく」なども使います。そして、③たとえを使って様子を表す言葉として「バケツをひっくりかえしたみたいに」が載っています。「滝のように」もよく聞く表現です。最近になって、「今まで経験したことがないような」というアナウンスもよく聞くようになりました。

ある統計では、幼児が覚える語彙の数は、2800程度と言われています。子どもたちは今も、一語ずつ言葉を獲得しています。言葉は外からの刺激によって入ってきます。どのような言葉を与えるかは、大人次第になります。日本語には、すてきな表現が数多くあります。低学年の授業では、特にこれらの言葉にこだわっていきたいです。

「しとしと」という雨の表現は、実に日本語らしい表現です。英語では、どのように表現されるのでしょうか。「gently」?「softly」?「drizzle」?ドーナッツを食べながら考えました。

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