学校だより

校長

先週は、高等部の授業に参加しました。1時間目は、高校1年生の数学。「2次関数のグラフ」を学習していました。高校時代、数Ⅰ、数ⅡB、数Ⅲまで授業を受けましたが、かなり苦戦をしていたのを覚えています。

関数の学習は小学生から始まっています。「ともなって変わる2つの量」。比例、反比例など生活場面を想定した問題を中心に学習を始めます。簡単な数を用いて、表やグラフに表します。小学校では、伴って変わる二つの数量の変化や対応の特徴を考察すること、ある2つの数量の関係と別の2つの数量の関係を比べること、2つの数量の関係の考察を日常生活に生かすことがねらいです。料理の場面や飲み物を作る場面、行列に並ぶ時の直感的な判断に活用されていると思います。

中学校数学科では、具体的な事象を通して、関数関係を見いだし考察し表現することを学習します。小学校算数科での学習との違いは、変域に負の数が含まれること、グラフを座標平面上にかくこと、文字を用いた式によって関数を表現し考察すること、学習の対象が一次関数や関数 y=ax 2 にまで拡張されることです。

この関数についての基礎的な概念や性質を理解することは、前述の小学校4年生からじっくりしっかりと積み重ねられます。基礎が出来ていないと、算数数学は前に進めません。数については、幼稚部から指導している数の概念がとても大事になってきます。そのため、算数数学にとっては、今できているかが教員の側からも重要です。

文献によりますと、宝くじは確立の理論。薬の体内残量、複利計算、ローンなどは数列による計算。感染爆発と対数グラフは関数の応用だそうです。私たちの生活は、数学で語れるものが多いようです。

難しくても、1つ1つ丁寧に解いていった90分間の授業。一生懸命先生についていった高校生にエールを送ります。

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