学校だより

校長

「じどう車くらべ」「どうぶつの赤ちゃん」「たんぽぽのちえ」「どうぶつ園のじゅうい」「こまを楽しむ」「すがたをかえる大豆」「ありの行列」「アップとルーズで伝える」「世界にほこる和紙」「ウナギのなぞを追って」これらは小学1年生から4年生までの国語の教科書に載っている説明文です。5年生、6年生になるとさらに増え、それぞれ5~6作品の学習をします。

小学1、2年生では、時間的な順序や事柄の順序などを考えながら、内容の大体を捉えることを目標にしています。3、4年生では、段落相互の関係に着目しながら、考えとそれを支える理由や事例との関係などについて捉えていきます。5,6年生では、事実と感想、意見などとの関係を押さえ、文章全体の構成を捉えて要旨を把握することへと発展します。

教科書で扱う説明的文章の多くは、「序論・本論・結論」という構成になっています。その構成を生かして、子どもたちに,説明的文章を3つのまとまりに分ける活動に取り組ませます。話し合いを通して,時間を表す言葉や,順序を表す言葉,接続語などに注目しながら説明的文章全体の構成を読み取らせるようにします。

しかし、学習が終わって、子どもたちが理解できたかどうかはなかなか把握できません。そこで私は、どの学年でも同じことを子どもたちに問いかけることをしました。まず、文の主語はどれか、そして指示語(こそあど言葉)の指し示すものは何かです。日本語の文章は、主語が隠れていたり、長かったりすることが多いです。文の成り立ちを知るためには、まずその文の主語・述語となる文節を見付けることが必要です。指示語は、普段の会話にもよく使われます。「ここ」「それ」「あの」「どのように」、これらの言葉の指し示すものを具体的に特定しなければ理解することはできません。

説明文の授業になると、「この文の主語はなんだ?」とか「このようにってどこからどこまで?」などとやたらしつこく質問する私の授業は、子どもたちにとって苦痛だったと思います。ただ、繰り返していると、何となく意図した読み方が出来るようになっていきました。国語の「読むこと」は、正しく豊かに読むことを目標にしています。日本語には日本語の文法があり、それらを理解し、それらを使ってしっかり自分の考えを表現できることを、学校として目指していきたいと思います。

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