学校だより 26号

Remembrance Day
「国民哀悼の日」と言えばいいのでしょうか。気が付いたのはテレビに出てくるキャスターや,街ゆく人たちが左胸に赤い花をつけていることでした。先生方にお聞きしたり,インターネットで調べてみると,「赤い花」はポピーという花で,第一次世界大戦の激戦地に咲いていたのが「赤いポピー」なので,戦場に咲いた花として,この赤い花を左胸につけることが始まったそうです。カナダでも先の二つの大戦などで10万人以上の方が亡くなったと聞きしました。今日は11時に黙とうを捧げる方が多くいるとも聞いています。
日本は先の大戦後72年以上にわたって,国際紛争を解決する手段としての武力は一切使用してきませんでした。一発の弾も撃たなかったことは国民として誇れることだと思っています。ただ世界中では未だに多くの地域で紛争が続いており,様々な国々がそれぞれの国の方針のもと,様々なかかわり方を模索していることも事実です。人的な犠牲を出しながら国際紛争解決への努力を続けている国が多くあることで,日本の平和が維持されていることも私は理解しているつもりです。Remembrance Dayを迎え,改めて平和とは何かを考えてみました。今日は全校朝会でこんなお話を少ししました。

子供の叱り方
以前勤務していた学校でのことです。参観授業が終わり,複数の保護者の方が校長室に来られました。用件は子供の叱り方のポイントを教えてくださいということでした。
難しいですね。理想的な叱り方なんてないですよね。状況,子供の性格,事案の軽重等々。考え配慮しなければならないことが沢山あるからです。でも共通していることは何かあるはずだと一緒に考えてもらいました。そこで出てきたポイントが次の3つです。
〇真剣に叱る:子供は観察眼が鋭いです。相手が真剣かどうかは一目で見極めます。だか
ら叱るときは真剣に叱る。本当に良くしたいと思ったら,丁寧で穏やかな言葉遣いで子
供に向かい合い,納得するまで,体力勝負で叱ることが大切です。
〇子供だから間違え失敗すると理解する:子供たちは成長の途中です。できなくて当たり前というスタートラインに立って叱ることができれば,怒鳴り散らすようなことは無くなるはずです。価値観を押し付けるだけでは全く効果はありません。
〇叱った後を大切にする:叱った後は「ありがとう」と言って,握手をしたり,ハグをします。そうすると子供には温かな感情が生まれてきます。負の感情で終わらせるのではなく,心地よい温かな感情として残るようにすることも大切なポイントです。大人が後まで引かないようにするためでもあります。
連絡:11月18日の連絡
〇課外授業は図工 高学年です。持ってくるものは,絵の具道具,色鉛筆,ペン,色ペン
クレヨン,マーカー,グループで決定した描きたい物語の参考となる本や資料。

平成29(2017)年11月11日

校長  熊谷 裕之

 

学校だより 25号

中学部の懇談会

先週の土曜日中学部の授業参観後の時間を少しいただいて,保護者の方にお話をさせていただきました。今の中学三年生から変わる大学入学試験について,現在までに分かっていることを10分程度ですがお伝えしました。

現在、大学入試センターのホームページに国語・数学のモデル試験が掲載されています。これまでのマークシートから記述式の回答に変わるために掲載されているようです。中学校の保護者の方には国語だけ印刷してお渡ししました。もし興味がございましたら一度見てください。答えも出ていますし,解説もありますので。気軽に見てください。ちょっとした頭の体操になると思います。

研修会

今週、補習授業校派遣教員の研修会がありました。シカゴ補習授業校近くの会場で二日間たっぷり研修してきました。二日間会場からの外出も許されず,宿泊も会場内という状況でしたが,正直疲れました。毎週土曜日に丸一日勉強している子供たちの頑張りを実感することができました。受け身の研修ほど疲れることはありませんね。

この二日間で勉強になったことは,講演や研究発表などの研修の内容はもちろんですが,研修時間の合間にお聞きした先輩派遣教員の方々の日常の出来事とそこで起きたドラマをどのように解決してきたかということでした。お話を聞きながら,きっと子供たちも授業の合間の休憩時間が楽しいに違いないと勝手に想像していました。

ここからが本題です。受け身の授業は今までの授業。これからの授業は学習者自身が主体的に学ぶことを求める授業。ということです。主体的に授業に立ち向かうことで,自ら新たな知識や技能が自分の力となる。

幼稚部の懇談会で

幼稚部の懇談会で「ありがとう」と言えるようになってほしいというお話しさせていただきました。幼稚部の時期に身につけた基本的な習慣は一生涯の宝となります。僕は「ありがとう」と言える子供は,周りのお友達からや周囲の大人たちからも信頼される「青年」に成長していくと考えています。もし,我が子を「ありがとう」と言える子にしたいと考えたら,方法は簡単です。家庭内で「ありがとう」を伝え合うことです。大人同士,大人から子供へ,子供たち同士「ありがとう」が響き合うようになればいいのです。

連絡:11月11日の連絡

  〇課外授業は書道です。先週書きましたが,お子様がどんな姿勢で書いているか見に来ていただいてもかまいません。「良い字はよい姿勢から」ですね。

平成29(2017)年11月4日

校長  熊谷 裕之