「話を聞く姿勢」の重要性


 7月6日(土)、小学部5年生の国語科では、快適な日常生活を送るための身の回りのさまざまな工夫について調べたことを発表し合う学習活動を行いました。

 それぞれの児童がユニークな視点から調べ考察したことを意欲的に発表していました。

 クラスの皆が友だちの発表をきちんと傾聴している姿を見てたいへん好ましく感じました。話をしっかりと聞く姿勢を身に付けさせることは、学級単位で進める学習活動を効果的に進めるための基盤となる非常に重要なポイントです。
 
 人は誰でも聞いてくれる人がいるから、何とか伝えようとするものです。教師の話も児童生徒の発表も同じです。自分の考えを伝え、人の考えも聞くことで、考えが深まり豊かな学びが成立します。考えたことを表現したり、人の考えを聞いて評価・判断したりする学習活動を成立させるためには、学級の集団づくりが不可欠です。

 学習指導要領の推奨する「主体的・対話的で深い学び」は、覚えたことを単にペーパー上に再現するような学習ではありません。週一回限りの授業ではありますが、補習校に在籍するからには、豊かな学びの経験を積ませたいものです。