日加の架け橋となる人材の育成
10月12日(土)、日系の商社社長様を講師としてお迎えし、「未来に向けて、今すべきこと」の演題の下、中学部・高等部生徒を対象に第1回キャリア講話を実施した。
講師の先生からは、商社としての会社紹介に続き、人生の転機となった中学3年時のバンクーバーでの体験や、今後ますます緊密化する日加関係の重要性についてのお話をいただいた。最後に、「人生を自らの意思で切り開く心意気を持つこと」や「ものごとを幅広くさまざまな角度から考える視野を持つこと」、「日加の架け橋となる人材になってほしいこと」について、生徒への力強いメッセージがあり、講話は終了した。
講話の後、小グループごとの感想交流や全体での質問等の時間を設けた。講話をお聞きして終わりではなく、そこから考えたこと・感じたことを伝え合い、聞き合うことで、より深く自己を見つめさせることができるのではないかと考える。
小グループの感想交流では、多くの生徒たちが、講師の先生の人生の転機となったバンクーバーでの体験や、カナダの低・脱炭素分野でのポテンシャルと今後の日加関係の可能性に関心を寄せ、話題としていた。
今回の講話を機に、生徒たちが今後の人生について考え、一人一人の内面に進路選択に向けての前向きな意欲や志が醸成されることを期待している。
今後、当地で活躍されるさまざまな方々にご協力を賜り、キャリア講話の取り組みを進めて参りたい。
グローバル人材の原石ともいえる補習校生の内面に刺激を入れ、やがて花開く未来に向けて小さな種を撒いていきたい。