日本とカナダ、世界との懸け橋となれる人材を育てる。

 
 本校では、「主体的に学び、人間性豊かで、世界で活躍するグローバル人材の育成」を教育目標に掲げています。世界で活躍できる人材とは、豊かな人間性・社会性を備えるとともに、日本文化のよさを大切にし、異文化を尊重し、日本とカナダ、さらには世界との懸け橋となれる人材と考えます。

 今年度、中学部・高等部の生徒を対象として、広い視野や考え方をベースに、自らの進路について明確な意思(志)を育むこととをねらいとして、キャリア講話の取り組みを進めています。
 
 その導入として、9月7日から3週連続で朝の10分あまりの時間で校長講話を実施しました。
 日本人の道徳性や新渡戸稲造著「BUSHIDO」について紹介した後、カナダにおける日系人の歴史についてスライド資料を見せながら話しました。
 生徒たちが、私の話に真剣に耳を傾け、事後に感想を記してくれたことをたいへん嬉しく受け止めています。
 
 この後、カナダ三菱商事の社長様を皮切りに、各分野の第一線で活躍されている皆様方を講師としてお迎えし、キャリア講話を展開していく計画です。

 このような取り組みが、中高生諸君の内面に化学変化を起こし、やがて未来へ一歩を踏み出す契機となることを期待します。