バンクーバー補習授業校に赴任して以来、約５か月が経過しました。その間、卒業生や保護者など多くの関係者の皆さんが、補習校で出会った友だちや保護者間のつながりについて、嬉しそうに懐かしそうに話すのを耳にしてきました。
　そして、そうした皆さんが共通して補習校への温かい思い（愛）を胸の内に抱いていることを感じてきました。

　補習校は、国語や算数・数学など学力を身に着けさせる場であるのは当然のことですが、併せて「人とのつながりを通して学び成長できる場」でありたいものです。

　補習校を介した人のつながりは、日本とカナダのみならず、やがてはグローバルに広がる可能性も秘めています。
　週一回だけの学校ではありますが、補習校が人と人をつなぎ育てる場所であることを心に留め、未来に花開くことを念じ、日々種をまくような思いで取り組んでいきたいと思います。