学校だより 5月15日

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校長

皆さんはお読みになれるでしょうか。

竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助、煉獄杏寿郎、魘夢、猗窩座。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編に登場する人物の名前です。もう大好きな子どもたちは、すぐ答えが返ってきます。好きになると、習っていない漢字の読み方でも、覚えるのが早くなります。

先週は小学4年生の授業を参観しました。漢字の部首、つくりを調べながら漢字の成り立ちを学習していました。漢字の部首に興味をもった子供たちは、総画数の多い漢字は「かいと」って言うんだよとか、「れっか」と「魚へん」は下が似ているね等と、どんどん調べ始めました。

小学校では、1年生で80字、2年生で160字、3年生で200字、4年生で202字、5年生で193字、6年生で191字、6年間で1026字の漢字を学習します。中学校では、残りの常用漢字の1110字を学習します。小学4年生までに、日本の都道府県名を全部習うようになりました。「新潟」や「愛媛」、「岐阜」も書けないといけません。

漢字の覚え方を調べてみると、共通して出てくるのが、たくさん書かないことだそうです。たくさん書けば覚えられると思うのですが、むしろたくさん書くことで、書くことだけを終わらせようとして覚えないのだそうです。また、覚え方の例として、手本を見て2回書く=覚えるための学習。何も見ないで書く=思い出して書くための学習。漢字テストで確認=ずっと覚えているための学習。この3つの学習を組み合わせていくと、ずっと忘れないでいることが出来るそうです。

昔、担任の時、新出漢字1字について80回から100回の練習を課していました。子供たちにとっては苦痛だったでしょう。今更ながら反省をしています。漢字辞典を引きながら、由来や語源を織り交ぜながら、楽しんで覚えられるといいですね、

前出の鬼滅の刃の登場人物の名前です。(かまど たんじろう、かまど ねずこ、あがつま ぜんいつ、はしびら いのすけ、れんごく きょうじゅろう、えんむ、あかざ)

皆さんご存知でしたか。私は作者さえ読めませんでした。吾峠呼世晴さん。ごとうげ こよはる さんと読みます。

学校だより 5月8日

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校長

Wikipediaによると、「母の日」について、以下のように書かれています。

アメリカで、南北戦争中に敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させた活動を行っていたアン・ジャービスの娘のアンナ・ジャービスが、亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもった。アンナの母への想いに感動した人々は、母をおぼえる日の大切さを認識し、1908年5月10日に同教会に470人の生徒と母親たちが集まり最初の「母の日」を祝った。アンナは参加者全員に、母親が好きであった白いカーネーションを手渡した。このことから、カーネーションが母の日のシンボルとなった。アンナ・ジャービスは友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案。1914年に「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第2日曜日と定められたとあります。

YouTubeで「How to Celebrate Mother’s Day in Canada: Canadian Culture & English Lesson」という番組を見ました。母の日には、母親へどれだけあなたが大事に思っているか示してください。さらに母親があなたの人生にどれほどの価値があるかを示し、母親のしてくれたこと全てに感謝しましょうと話していました。照れくさいかもしれませんが、本当に伝えたいことをしっかり伝えるいい機会かもしれません。

母の日の朝食を子どもたちがつくるという習慣があることも教えてもらいました。お母さんは、ベッドの中で出来上がりを待つ。子どもたちにとっては、どんなものをつくろうか、食べてもらおうか考え、一生懸命に作る。いい習慣だと思います。表現も創造も無限です。どうか笑顔あふれる「母の日」をお過ごしください。

学校だより 5月1日

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校長

日本のカレンダーは、今週来週と赤字の日が多くなっています。ゴールデンウィークで、4月30日を休みにすると7連休となるようです。しかし、3度目の緊急事態宣言中、とても行楽といった状況にありません。一日も早く収まってほしいと切に願うばかりです。

ゴールデンウィークの最後の日は、こどもの日です。こどもの日と言えば、鯉のぼり、ちまき、柏餅、菖蒲湯、兜飾りを思い浮かべます。毎年この時期、タッパー校の北側のカナダ国旗掲揚ポールをお借りして、鯉のぼりを泳がせたと前校長から聞きました。去年、今年と実施できず、大変残念です。ぜひ来年は泳がせたいと思います。

こいのぼりと柏餅のことを調べてみました。江戸時代中期、端午の節句には家の玄関に幟(のぼり)を立て習慣がありました。ある町人が、幟の竿頭に、中国の登龍門の故事から(黄河の急流にある竜門と呼ばれる滝を多くの魚が登ろうと試みたが鯉のみが登り切り、竜になることができたことにちなんで鯉の滝登りが立身出世の象徴となった)鯉を象ったものを掲げたところ、それが広まり次第に大型化したものが鯉のぼりとなっていったそうです。主に江戸を含む関東地方の風習で当時の関西には無い風習であったとされていますが、瞬く間に全国に広がり、全国各地でこいのぼりにちなんだ行事が取り行なわれています。

カシワの葉を用いた柏餅は、同じく江戸中期、江戸で生まれました。カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、「子孫繁栄(家系が途切れない)」という縁起をかついだものとされています。江戸で生まれた端午の節句に柏餅を供えるという文化は、参勤交代で日本全国に行き渡ったと考えられています。端午の節句は、先週書きました粽も含めてたくさんの故事や風習にあふれた行事とあらためて感じました。

実は、5月5日のこどもの日は、男の子の節句や子供の成長を願うだけではありません。昭和23年に成立した国民の祝日に関する法律によると、「国民の祝日」のこどもの日は、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝すると定めています。父に感謝する日はないのかという議論はちょっと置いておいて、こどもの日は、お子様の成長を皆で願い、お母さまへの感謝を伝えましょう。

学校だより 4月24日

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校長

今から約2300年前の中国のお話です。

楚(そ)の国の国王の側近に、屈原(くつげん)という政治家がいました。詩人でもあった彼はその正義感と国を思う情は強く、人々の信望を集めていました。しかし、屈原は陰謀によって失脚し、国を追われてしまいます。故国の行く末に失望した屈原は、汨羅(べきら)という川に石を抱き、身を投げてしまったのです。

屈原が川に身を投じた知らせを耳にした人々は、四方八方から集まり船を出してその屍体を捜しましたが、水にそって流れ去ったのか、どうしても見つかりません。人々は太鼓を打ってその音で魚をおどし、さらに米を入れた竹筒を投げて、屈原の体を魚が食べないようにしました。しかしある時、屈原の霊があらわれ、川には龍が住んでおり投げ込んだ供物を食べてしまう。厄除けに米をせんだんの葉で包み、五色の糸で巻けば龍は食べないと告げました。

このようなエピソードから、毎年命日の5月5日は屈原の供養のために祭が行なわれるようになり、やがて中国全体に広がっていきました。国と人々に尽くした屈原は、死んだ後もいっそう人々に惜しまれ、多くの粽(ちまき)を川に投げ入れて国の安泰を祈願する風習に変わって行きます。これが粽の始まりだといわれます。また、へさきに龍の首飾りをつけた龍船が競争する行事、ドラゴンレースが生まれたそうです。

国内でもこの時期、多くの小学校で粽が給食の献立に上ります。家の近くの中国系スーパーでは「粽葉」が並べられていました。端午節は、春節、中秋節と並んで中華圏の三大伝統節句とされています。

街も桜色から若葉色に変わってきています。いよいよ、春本番になってきました。学校では、個人面談の準備を始めています。オンラインではありますが、面談の折にはお子様の様子を共有させていただければと思います。よろしくお願いいたします。